部門管理者からのメッセージ
新大阪がん血液内科クリニックは、医療法人医誠会の中で唯一の免疫細胞療法クリニックで、「免疫細胞培養」を主とした業務を行なっています。平成26年11月に再生医療等安全性確保法が施行されてからは、法律を遵守しながら細胞培養を行なっていくという細かい規律の下、安全性を確保しながら進めています。
スタッフの声
生命の最小単位である細胞を培養する業務は、日々生命の神秘を感じることができます。決して理論通りではなく、それぞれの細胞の個性を活かしたオーダーメイド医療を提供していることがクリニックの魅力です。
3年目 新大阪がん血液内科クリニック 勤務
直接患者さんと話をする機会は少ないですが、治療効果が出ている等、喜ばれている声などを聞くととてもやりがいのある仕事だと感じます。
1年目 新大阪がん血液内科クリニック 勤務
職場の雰囲気
クリニックという小さな部署の特性を活かし、医師をはじめ看護部、事務部とのコミュニケーションが円滑に取れます。各部署からすぐに報告・相談ができる環境なので、患者さんへ、安全で良質な医療を提供することができます。
また、業務における各部署間のコミュニケーションが取れており、医療に携わるという、チームワークの大事さがより身につく職場です。
医療に携わるという、チームワークの大事さがより身につく職場環境です。
普段の仕事
培養部は、細胞を培養(製剤)する製造管理部門と、製剤された細胞の品質を検査する品質管理部門に分かれています。
製造管理部門では、常に細胞が正常に増殖しているか等の培養状態を観察しており、品質管理部門では、培養した細胞が無菌状態であることを確認しています。
私は主に品質管理部門を担当していますが、各部門のマニュアル作成や、教育も担当しています。
また、培養部全体でも勉強会を行ない、常日頃から業務の改善につなげています。
印象的な出来事
“患者さんから信頼される”上司の姿をみたことです。
私が入職する前から通院されている患者さんは、投与日を決める際、「●●さん(上司)が最適だと判断した日にしてほしい」とおっしゃいました。
この話を聞いたとき、「私も上司のような、患者さんから信頼される細胞培養士になりたい、患者さんのために自分ができることを精一杯しよう。」と心に決めました。
仕事を振り返って
細胞培養士として入職して五年が経ち、後輩もできたことによって、入職当初より社会人としての責任感が増えました。
細胞培養は、個人で行なうものではなく、培養に関わる人とのチームワークが大事であり、また培養部だけでなく、医師、看護部や事務部とのコミュニケーションも大事であると学びました。
一日の流れ
上司から見た成長Story
新卒として入職し、入職時の挨拶で「学生の時、細胞培養が一番苦手でした。」という衝撃的な言葉から早5年、今では、教育担当者として成長し、業務への取り組み方も一つ一つ丁寧で責任感を持って取り組む姿に大きく成長を感じさせられます。
細胞培養という職種柄女性が多い現場で、切磋琢磨しながら更なる活躍を期待します。