業務内容
一般撮影、CT、MRI、マンモグラフィ、骨密度測定などの検査から、血管造影などの治療にかかわる検査、そして放射線治療、核医学検査などの幅広い領域で活動しています。
当部署のアピールポイント
2023年10月に新病院へ移転後、放射線装置も新規で導入されたため、最新装置での画像診断検査に携わることができます。
また、検査内容が多岐に渡るためスキルアップに最適な環境です。
職員が取得している資格・認定一覧
診療放射線技師における様々な認定資格は、担当する放射線業務について充分なスキルや知識を有していることを証明するものです。
認定資格は、関連学会などで必要な教育や研修、試験を受けた上で、取得できるものであり、資格によっては最新の知識やスキルを求められるため、定期更新が必要なものもあります。
よって、認定資格者が複数いる施設では、その分野での高度な専門性があることが証明でき、入職者は知識や技術面でスキルアップが図れる環境で指導や教育が受けられるメリットがあります。
また、認定資格者がいることで、自身も有用なアドバイスも得られ、取得に向けて取り組みやすい環境となります。
- 検診マンモグラフィ撮影認定技師
- X線CT認定技師
- 救急撮影認定技師
- 肺がんCT検診認定技師
- 胃がん検診認定技師
- 臨床実習指導員者
- 磁気共鳴専門技術者
- 血管撮影・インターベンショナル専門診療放射線技師
- 核医学専門技師
- 医学物理士
- 放射線治療専門放射線技師
- 放射線治療品質管理士
- 第1種放射線取扱主任者
- 第1種衛生管理者
- 作業環境測定士
一日の流れ
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- 8:35
- 朝のミーティング
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- 8:45
- 機器始業点検および環境設備
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- 9:00
- 院内撮影患者の確認および呼び出し
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- 12:00
- 昼食休憩
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- 13:00
- 業務再開
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- 16:00
- 撮影した画像のチェック
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- 16:50
- 終業点検および申送り業務終了
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- 8:35
- 朝のミーティング
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- 8:45
- 機器始業点検および環境設備
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- 9:00
- 院内撮影患者の確認および呼び出し
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- 12:00
- 昼食休憩
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- 13:00
- 業務再開
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- 16:00
- 撮影した画像のチェック
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- 16:50
- 終業点検および申送り業務終了
新人研修スケジュール
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4月・5月
- 研修目標
- 社会人としての基本的な接遇(挨拶・言葉遣い・身だしなみなど)を身につけ、
法人およびグループの理念を知る部署内スタッフとコミュニケーションをとっていく。 -
業務実践項目
- ①施設内の構造を理解する
- ②放射線業務のルールを理解する
- ③トラブル発生時の対応、報告の方法を学ぶ
- ④電子カルテ操作を習得する
- ⑤指導を受けながら
・放射線撮影時における医療安全を理解できる
・基本的撮影技術の理解、習得ができる
- 撮影習得目標
一般撮影
ポータブル撮影
透視撮影
骨密度検査
歯科撮影
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6月・7月
- 研修目標
- 患者への検査内容の説明を積極的に実践し、また電話対応などで他職種とのコミュニケーションを図ることができるようにしていく。
部署の一員として年間目標を設定し、スキルアップをしていくための準備期間とする。 -
業務実践項目
- ①指導者と一緒に放射線撮影装置の日常点検ができる
- ②院内のルール(各種通達、各種申請方法、Web研修実施方法等)を理解する
- ③指導を受けながら
- ・基本的な撮影ができる
・日常業務の流れを理解し行動することができる
・放射線撮影時における医療安全を理解できる
- 撮影習得目標
一般撮影
ポータブル撮影
透視撮影
骨密度検査
歯科撮影
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8月・9月
- 研修目標
- 基本的な日常業務の流れを理解したことで、自身の健康管理についても心掛けていく。
職場での医療情報システムや医療画像の仕組みを理解し、適切な運用を行い、他職種へ検査に対する正しい情報提供を実践していく。 -
業務実践項目
- ①検査に対する正しい知識の習得をする
- ②助言を受けながら
- ・患者の状況に合わせて撮影、検査ができる
・日常業務の流れを理解し行動することができる
・放射線撮影時における医療安全を理解できる
- 撮影習得目標
一般撮影
ポータブル撮影
透視撮影
骨密度検査
歯科撮影
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10月・11月
- 研修目標
- 患者とコミュニケーションをとり円滑に検査が遂行できることや医療安全、感染防止対策に対して安全管理が実施できるように取り組む。
放射線関連学会が主催するビギナーズセミナーなどに参加できる知識を有する。 -
業務実践項目
- ①日勤業務に入るための業務内容の理解ができる
- ②助言を受けながら
- ・患者の状況に合わせて撮影、検査ができる
・造影剤の危険性等を理解し、安全に使用することができる
- 撮影習得目標
一般撮影
ポータブル撮影
透視撮影
骨密度検査
歯科撮影
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12月・1月
- 研修目標
- 患者からの質問に的確に答えることができ、クレームやトラブルにも適切に対処できるようになることを目指していく。
他部署と円滑に連携をおこなうことができたり、院内メールや各種Web研修などの通知内容を理解して自身で円滑に対応できるように取り組む。 -
業務実践項目
- ①各装置の特徴、性能などを理解し安全・適切に検査ができる
- ②医療機器の基本管理(故障時の報告など)ができる
- ③助言を受けながら
・患者の状況に合わせて撮影、検査ができる
・造影剤の危険性等を理解し、安全に使用することができる
- 撮影習得目標
イメージ操作
CT撮影
MRI撮像
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2月・3月
- 研修目標
- 放射線の特性を理解し、患者および医療スタッフの被ばく低減に努めた業務を実践したり、急変時においてもチーム医療の一員として対応できるように取り組む。
また装置ユーザーセミナーや勉強会などに参加し、さらにスキルアップに必要な知識を得る期間として取り組んでいく。 -
業務実践項目
- ①特定の疾患ではどのような検査が必要か理解し対応できる
- ②自分の力で考えながら
- ・患者の状態、周囲の状況に合わせた撮影業務ができる
・業務の中で優先順位を考え行動できる
・周囲の状況を把握し他スタッフのサポートができる
・トラブル発生時に適切に報告、対応ができる
- 撮影習得目標
イメージ操作
CT撮影
MRI撮像
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2~4年目
- 研修目標
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- 放射線技師として必要な知識を習得し新人指導を行うことができるように業務に取り組む。
- プリセプターとして新採用者に基本的な撮影をおしえることができる。
- 救急撮影認定技師
- 医療機器の機器管理を実施し、装置性能を理解したプロトコルの作成についても習得していく。
- 医療安全、感染防止対策に対して安全管理の実施ができる。
- 撮影習得目標
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- マンモグラフィ
- 血管造影
- 核医学検査
- 放射線治療など専門性の高い検査にも従事
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5年目以降
- 研修目標
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- 診療放射線技師として専門知識の習得に取り組み、医療人として幅広い知識を習得する。
- 自身の質の高い検査スタイルを確立する。
- 専門認定技師の取得を目指し、技術の向上を図る。
- 放射線安全管理を実践し、被ばく低減に努め、また症例に合わせた最適な撮影を行える。
- 装置品質・制度管理から動作異常時対応まで総合的な管理業務が可能となる
- 業務の効率化や新しい業務運用方法の提案ができる。
- 医療安全や感染対策について指導ができる。
- 外部研修や学会に参加し、部署にフィードバックできる。
- 撮影習得目標
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- モダリティリーダー